深夜の恋文

tsubakichann

2010年12月07日 03:00


夜中に、ふと目が覚める。
周りはみんな寝静まっていて、時計の針の音だけが暗闇に響き渡る。

何だか、恋人が恋しくなってしまって、暗闇の中で彼のかけらを探す。
そういえば、昔読んだブログの中でこんな内容があったのを思い出す。

    なんでみんな、SLでさえちゃんとしていられるのだろう。
    私は外に出る気力もなく、敷いてあるラグの上でごろごろとしていたり
    床を這い回って彼の痕跡を探し、その場所にうっとり頬を擦り付けて
    そこに口付けて舌を這わせてみたりする・・・。

流石に舌を這わせたりはしないが(笑)何だか彼女の気持ちが、分かる気がする。

未来を決める事が出来ない、私たちの関係。
永遠ではないのだから・・・
そう言い聞かせながらも、静かに燃え続ける小さな炎。

先を見つめても道は見えないけれど
たどってきた足跡は確かに存在していて
だから、せめて今この瞬間、この時が私にとって大切な宝物。

そして、きっとこれからも、ひっそりと流れてゆくこの瞬間(とき)を
心にきざんでゆくのでしょう。

そんな自分の気持ちを確かめながら、又、ぼんやりと眠りにつく。
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