tsubakichann
2011年10月03日
16:15
昼間、萌空海によく遊びに来てくれる佐吉さんが、JAZZの「I love you Porgy」という曲が大好きだから、と一度リクエストをくれて、たまたま、キース・ジャレット(JAZZピアノマンです)の楽譜を持っていて、この曲があったので、弾いたりしていました。
(最近、萌空海BGM、全然できてなくてごめんなさい)
正直キース・ジャレットって、すごい人だとは思うのですが、演奏聴いてても、途中で変なうなり声入っているし、弾く時の姿勢も悪いし、何だか濃い人だなーくらいにしか思っていませんでした。(笑)
でも、いざ楽譜を引っ張り出してきて、彼が選ぶ音を自分でもなぞっていると、不思議なんだけど、弾いていてすごく気持ちがいい。
こんな私が言うのも、何だかとてもおこがましのですが、難しいコードいっぱい使ってるし、技術的にも高度な事もやっているんだけど、彼の和音をぽろんぽろんと真似して鳴らしているだけで、自分の中の迷っている事や悩んでいる事、それが音楽という面だけでなく、日常生活の事とかまで、癒してくれるような、そんな不思議な気分になります。
だいたい練習って、クラッシックでも伴奏でも、弾きながら、あーやだやだ、自分て何でこんなに下手っぴなの~?!と自問自答しながらの戦いなんだけど(笑)この「I Love You Porgy」とか「Someone to Watch Over Me」とか、弾いている自分自身が癒される、そんな不思議な感覚になります。
しかし、彼はこれを、即興でやっているのだから、やっぱりすごいですね。
天才って世の中にいるんだな、と思わずにはいられません。
Keith Jarrett - I Loves You Porgy