さとうきび畑

tsubakichann

2012年06月26日 12:13


6月もあと少し。
そろそろ梅雨も明ける頃でしょうか。
この季節に、今日のような真っ青な青空が広がり、さ~っと吹きぬける風を感じる度に、思い出す歌があります。

この曲を初めて知ったのは、まだ小さい頃で、NHKの歌番組でした。
ざわわ、ざわわ、ってこの歌何なんだろうと幼心に不思議に思っていましたが、今になって改めてこの歌の重みを感じます。

さとうきび畑は、森山良子さんを初め、色々な方が歌われていますが、個人的には、この、新垣勉さんが好きです。
歌詞は沢山ある中で抜粋されていますが、これだけでも、色々なものが伝わってきます。

歌詞と一緒に、どうぞ。






     「さとうきび畑」 (作詞/作曲:寺島尚彦)

 ざわわ ざわわ ざわわ 広い さとうきび畑は
 ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ
 今日も 見わたすかぎりに 緑の波が うねる
 夏の ひざしの中で

 ざわわ ざわわ ざわわ 広い さとうきび畑は
 ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ
 むかし 海の向こうから いくさが やってきた
 夏の ひざしの中で

 ざわわ ざわわ ざわわ 広い さとうきび畑は
 ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ
 あの日 鉄の雨にうたれ 父は 死んでいった
 夏の ひざしの中で

 ざわわ ざわわ ざわわ 広い さとうきび畑は
 ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ

 知らないはずの 父の手に 抱かれた夢を 見た
 夏の ひざしの中で

 ざわわ ざわわ ざわわ 風に 涙はかわいても
 ざわわ ざわわ ざわわ この悲しみは 消えない




音楽