2012年05月23日
フィッシャーディスカウ
世界的なバリトン歌手、フィッシゃーディスカウさんが、先日お亡くなりになりました。
フィッシゃーディスカウといえば、クラッシック界でも、20世紀最高の歌手の一人と言われる程の巨匠。
そんなこの世界を担う、大切な一人が亡くなられてしまった事をとても残念に思います。
心から、ご冥福をお祈り致します。
音源は、彼がとても得意としていた、シューベルト歌曲集「冬の旅」から“菩提樹”です。
この曲集は、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーという人の詩集にシューベルトが曲をつけたもの。
ドイツ語の歌詞なので、訳ものせておきます。
「冬の旅」より“菩提樹”
「菩提樹」
市門の前の 泉の側、
そこに一本の菩提樹が立っている
僕はその木陰で見たものだった
とてもたくさんの甘い夢を
僕はその皮に刻み込んだ
とてもたくさんの愛の言葉を
嬉しい時も悲しい時も
僕はいつもその樹に惹かれていった
僕は今日も木の側を通って
真夜中に旅立たなければならなかった
その時、僕は真っ暗闇にもかかわらず
目を閉じてみた。
するとその枝たちがざわめいた
まるで僕に呼びかけるように
「こっちへ来なさい、友よ、
ここに あなたの安らぎがあります」
冷たい風が僕の顔に向かって
正面から吹いてきた
帽子が僕の頭から飛んでいっても、
僕は 振り返りはしなかった
いま 僕は何時間も
あの場所から離れたはず
けれど僕にはずっと ざわめきが聞こえたままだ
「あなたはここで安らぎを得られたのに!」
フィッシゃーディスカウといえば、クラッシック界でも、20世紀最高の歌手の一人と言われる程の巨匠。
そんなこの世界を担う、大切な一人が亡くなられてしまった事をとても残念に思います。
心から、ご冥福をお祈り致します。
音源は、彼がとても得意としていた、シューベルト歌曲集「冬の旅」から“菩提樹”です。
この曲集は、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーという人の詩集にシューベルトが曲をつけたもの。
ドイツ語の歌詞なので、訳ものせておきます。
「冬の旅」より“菩提樹”
「菩提樹」
市門の前の 泉の側、
そこに一本の菩提樹が立っている
僕はその木陰で見たものだった
とてもたくさんの甘い夢を
僕はその皮に刻み込んだ
とてもたくさんの愛の言葉を
嬉しい時も悲しい時も
僕はいつもその樹に惹かれていった
僕は今日も木の側を通って
真夜中に旅立たなければならなかった
その時、僕は真っ暗闇にもかかわらず
目を閉じてみた。
するとその枝たちがざわめいた
まるで僕に呼びかけるように
「こっちへ来なさい、友よ、
ここに あなたの安らぎがあります」
冷たい風が僕の顔に向かって
正面から吹いてきた
帽子が僕の頭から飛んでいっても、
僕は 振り返りはしなかった
いま 僕は何時間も
あの場所から離れたはず
けれど僕にはずっと ざわめきが聞こえたままだ
「あなたはここで安らぎを得られたのに!」
Posted by tsubakichann at 22:50│Comments(2)
│音楽
Comments
学生の頃 音楽の授業で彼が歌う「魔王」をレコードで聞いて感動し、同じレコードが欲しくなって、レコード屋さんを探し回ったのを覚えてるわ。
そうですか 、ご冥福をお祈りします。
そうですか 、ご冥福をお祈りします。
Posted by bard at 2012年05月24日 21:46
こういうすごい人が亡くなってしまうと、何だか寂しくなります。
「魔王」もすごいもんね…。
「魔王」もすごいもんね…。
Posted by hanatsubaki Barcelos
at 2012年05月26日 15:02
